イーストの企業向けコミュニケーションツール「BizPal」に定型フォーム機能が追加。テキストエリア、ドロップダウン、ラジオボタン、チェックボックスなどのフォームを組み合わせて、業務日報、見積り書、住所録、顧客名簿、注文書などに利用できるという。
イーストは5月29日、同社が開発・運営する企業向けオンラインコミュニケーションツール「BizPal」に、中小企業やSOHOなど小規模事業者向けの有料サービス「BizPalアクティブオフィス」を追加した。1〜20名の利用で月額1万500円から。
BizPalは、社内向けのソーシャルネットワークやブログを統合したASP型コミュニケーションツール。メールも利用できる。有料版のBizPalアクティブオフィスでは、階層型グループ作成機能によって組織構造をBizPal内に構築できるほか、登録したメンバー以外からのアクセスを禁ずるなどのアクセス権限を設定できるようになっている。
イーストでは今回、BizPalアクティブオフィスのサービス開始に合わせて、「定型フォーム」を入力できるブログを用意した。
定型フォームは、テキストエリア、ドロップダウン、ラジオボタン、チェックボックスなどのフォームを組み合わせたもの。各フォームの入力項目をあらかじめ定義して作成する。BizPalの登録メンバーであれば追加料金なしで利用できる。BizPal内のブログ記事として生成されるので、設定によってはトラックバックやコメントなども可能だ。
一部テンプレートも用意しており、業務日報、見積り書、住所録、顧客名簿、注文書などに利用できる。入力されたデータの一覧機能やソート機能も用意しており、データをXML形式でエクスポートすることも可能だ。今後はCSV形式などによるインポート/エクスポート機能なども追加する予定だという。
BizPalの無料プランを利用するグループでも定型フォームをいくつでも作成できるが、1つの定型フォームにつき定義できるフィールドは20個まで、入力可能なデータ件数は500件までの制限がある。BizPalアクティブオフィスであれば、1つの定型フォームにつきフィールドは99個まで、入力可能データ件数は5000件まで利用可能だ。
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