今回のランキングは、「お節介をなくす方法」シリーズが1位、2位。ところでなぜ“お節介”な機能は存在するのだろうか。
4位メールにタグ付けできる「Thunderbird 2」、正式版がリリース
5位「Googleトランジット」PC版は移動経路を“見える化”
6位nanacoとWAON、どっちを使いたい!? マクロミルが調査
10位GmailをパワーアップするFirefoxの拡張機能「Better Gmail」
今回のランキングは、「お節介をなくす方法」のWord編、Excel編がワンツーフィニッシュを飾った。
さて、この「お節介」という言葉、三省堂の「大辞林 第二版」によれば「かえって迷惑になるような余計な世話をやくこと。また、そのような人やさま」だという。WordやExcelの機能には確かに一見便利そうだが、実は迷惑になる余計な機能もある。もちろん、WordやExcel以外にもお節介な機能を持つソフトは少なくない。なぜだろうか――。
ふと思いついた。「なぜ、お節介なソフトが存在するのか。それは、開発者がお節介だからだ」。そうだ、人間にもお節介な人間がいる。友達や親戚、よく考えたら両親ともにお節介だったりする。たまに実家に帰ると「ご飯食べたの」「お風呂沸いたわよ」「朝は何時に起きるの」などなど数え出したらきりがない。あまりにシツコイと思わず口答えしたりして、それこそ「お節介をなくす方法」を考えたくなる。だが、ちょっと待ってほしい。
なぜお節介をするのか。月並みな言い方だが、両親からすれば筆者のことが心配なのだろう。「整理整頓も苦手な息子(関連記事その1、その2)のことだ、きっとメシも満足に食べてないにちがいない」と考えて世話をやくのだ。そんな親の気持ちも知らずに、口答えしてごめんなさい。
両親とソフトウェアのお節介を同じように論じるつもりはない。しかし、開発者側もユーザーに良かれと思って作っているのは事実。ただ、親子ほどお互いを知り抜いていても感覚には差があるのだ。ましてや開発者とユーザーは全くの他人。どうしたってユーザーがお節介に感じるような機能だって出てくるわけだ。
とはいえ、ソフトの場合はお節介を無効にすることもできる。Word編、Excel編に続けて掲載したPowerPoint編もぜひご覧になってほしい――これこそ“お節介”か。
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