MS Live Maps新版立ち上げ、3D機能でFirefoxサポート

新版Windows Live Mapsではレビュー投稿や面積計算、RSSフィードなどの新機能が追加された。

» 2007年04月04日 12時53分 公開
[ITmedia]

 米Microsoftは4月3日、地図サービス「Windows Live Maps」の新版を立ち上げた。

 今回の新版には、バグフィックスや性能改善のほか、以下のような新機能が追加された。

3D機能の強化

 これまでLive Mapsの3D機能「Virtual Earth 3D」はFirefoxをサポートしていなかったが、新版ではFirefox 1.5以降とWindowsがあれば、Netscapeスタイルのプラグインをインストールして3D機能を利用できる。

 また、3D仮想空間を操作する3D Connexionの「SpaceNavigator」デバイスや、DirectX対応ゲームコントローラを使って3D表示を操作できるようにもなった。

「Ratings and Reviews」機能

 書店やレストラン、スーパーマーケットなどLive Maps上の店についてレーティングやレビューを投稿したり、ほかのユーザーのレビューを読んだりすることができる。現在は米国のみで利用できる。

RSS対応

 新版ではコレクションをRSSフィードで購読することができる。コレクションは、ユーザーが地図上に書き加えた情報とレストランや映画館のような個別の店舗情報をまとめて保存したもの。ほかのユーザーが作成したコレクションが更新されたときに、RSSフィードで通知を受けることができる。

 また位置情報をRSSフィードに格納できるようにするGeoRSSもサポートされている。コレクションフィードはGeoRSSと互換性があるため、コレクション内の各アイテムの地理情報をフィードに含めることができる。

面積の計算機能と描画機能

 スクラッチパッドの描画ツールで地図上に線などを書き込み、線で囲んだエリアの面積を算出したり、線の長さを計算することができる。

 このほか新版Live Mapsでは、交通情報の強化、住所検索の簡略化、Outlook向けプラグインのアップデートなどの変更が加えられている。

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