最近、筆者の周りではWindows Live Messengerの「名前欄」にアイコンを表示させる人を見かけるようになった。さらに「絵文字一覧」からは選べない特別なアイコンを表示する人も。
1位ダイキン工業はなぜ「Thunderbird」を選んだのか
2位Webメール的機能取り込む──Gmailにも対応したThunderbird2
4位あの「カドケシ」や「マジックインキ」がTシャツに ユニクロが販売
5位ちょっとだけ、失敗しないプロジェクトに近づくための3つのヒント
今回の1位は「ダイキン工業はなぜ『Thunderbird』を選んだのか」、2位は「Webメール的機能取り込む──Gmailにも対応したThunderbird 2」と、オープンソースのメールクライアント「Thunderbird」関連が上位を占めた。3月末にはメジャーバージョンアップとなるThunderbird 2が発表される予定だ。
さて、メールほどではないが多くの人が利用するコミュニケーションツールにメッセンジャーがある。メッセンジャーでは本文中に絵文字を使えることが多い。Windows Live Messengerでは本文中だけでなく、登録している友人たちに表示される名前の部分にも絵文字を使える。最近筆者の周りで、この「名前に絵文字」利用者をちらほら見かけるようになった。
表示方法は、会話ウィンドウで絵文字一覧を表示し、使いたいアイコンにマウスカーソルを持っていくと「クール(H)」のように表示される。この「(H)」を表示名のところに入力すれば、名前に絵文字を表示できるのだ。
ところで、会話ウィンドウの絵文字一覧に現れない特別な絵文字があるのをご存じだろうか。それは「i'm」というアイコンだ。Windows Live Messengerの名前欄で「*unicef吉田有子」などと入力すると「i'm吉田有子」のように表示できる。メッセージ中にも絵文字として利用できる。
このアイコン、実は、米Microsoftによる「i'm」というプロジェクト(3月3日の関連記事参照)のもの。Windows Live Messengerのユーザーが表示名の部分に「*unicef」(ユニセフ)、「*red+u」(米国赤十字)など、寄付したい団体のコードを入力すると“i'mアイコン”が出現する。Microsoftはそのユーザーのメッセンジャーからの広告収入を指定した団体に寄付する仕組みだ。
メッセンジャーをただ使っているだけで自分の選んだ団体に寄付できるというユニークなシステムだが、残念ながら、寄付ができるのは米国在住者に限られる。日本在住者もアイコンを表示させることは可能だが、寄付はされないのだ。
米MicrosoftのWindows Live Messenger担当者がつづるブログ「Inside Windows Live Messenger」によると、米国外でこのプロジェクトの開始を希望する人はWindows Live Messengerのフィードバックページでその希望を伝えてほしいという。面白いアイデアだけに、日本でも開始を期待したいところだ。
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