解像度がXGAぐらいのノートPCを使っていると、デスクトップ上のアイコンがやたらと巨大に感じることがある。デスクトップのアイコンを、エクスプローラの「一覧」表示と同程度まで縮小してくれるのが「ぴたすちお」だ。
PCのデスクトップを広く使う方法として、前回はアイコンの間隔を狭める方法を紹介した。この方法では、特別なソフトのインストールなしにデスクトップ上に多くのアイコンを詰めて置くことができるようになるが、アイコンそのもののサイズは従来のままで、劇的に変わるというわけではない。
今回紹介するソフト「ぴたすちお」を使えば、デスクトップ上のアイコンそのものをエクスプローラの「一覧」表示並みに小さくすることができる。例えば、通常タテに9個しかアイコンが並ばない筆者のXGAノートであれば、この「ぴたすちお」を導入することで、なんと43個ものアイコンをタテ方向に並べることができる。
エクスプローラでアイコンを「一覧」もしくは「詳細」表示にしている場合、デスクトップ上のアイコンだけが異常に大きい! と感じることはよくある。画面が小さいノートパソコンの場合、その傾向は顕著だ。そんな場合でも、この「ぴたすちお」を使えば、エクスプローラのアイコンサイズと、デスクトップ上のアイコンサイズを揃えることができるわけだ。
デスクトップ上のアイコンを小さくすることにより、主なショートカットを画面の左端に寄せて配置することができるようになるため、ウィンドウをちょっと右にずらすことで、それらに素早くアクセスできるようになる。XGAサイズのノートPCを使っている場合などは、本ソフトを導入することで、作業効率はグンとUPするだろう。
単純計算ではXGAのデスクトップ上に数百個のアイコンを並べることも不可能ではなくなるが、調子に乗ってデスクトップにアイコンを置きすぎると、PCのパフォーマンスに悪影響が出そう。あまりやりすぎないほうが身のためかもしれない。
また、言うまでもないことだが、解像度が高いディスプレイでこのワザを使うと、文字が細かすぎて読み取れなくなる。XGA程度のノートPCでこそ役に立つワザだと考えたほうがよさそうだ。
ソフト名 | 作者 | 対応OS |
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ぴたすちお | あら | Windows 2000/XP |
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