“くびれてる”印鑑付きボールペン――シヤチハタから週刊「仕事耕具」

印鑑付きボールペンというと、太目の軸にシヤチハタ印が付いた、どちらかというと野暮ったい印象がある。シヤチハタが発売する「ネームペン サイン」は、くびれたデザインがスタイリッシュなプロダクトだ。

» 2007年02月26日 21時02分 公開
[鷹木創,ITmedia]

 くびれているかどうか――。ダイエットの話ではなく、印鑑付きボールペンの話である。そもそも印鑑付きボールペンは、ボールペン本来の軸より太い印鑑を搭載するため、通常のボールペンよりも太くなる。持ち手側の軸が太くなって、どちらかというと野暮ったい印象はぬぐえない。そんな印鑑付きボールペンだが、シヤチハタがくびれたデザインの新製品「ネームペン サイン」を投入する。

ネームペン サイン

 ネームペン サインは、ボールペン部と印鑑部の両端が太く、軸の真ん中部分がくびれたデザインが特徴。「印の付いたペンでもなければ、ペンの付いた印でもない」(シヤチハタ)。同社によれば、ペンで書くときはペンのように、印を押すときは印のように、どちらも美しく見え、しっかり手に馴染むように開発。ペンと印の機能を同じ価値としてデザインしたという。

 利用できる印面は、既製品で使える2064種類の氏名のほか、ロゴなどを別途注文することも可能だ。印面サイズは9ミリ。既製品ではフォントが楷書体でインキ色が朱色だが、別注品では行書や隷書、ゴシックなどのフォントや朱色のほかに黒、赤、藍色、緑、紫のインキ色を選べる。

 ボディーカラーは、光沢のある「クロームシルバー」、ツヤ感を追求した「ブラック」、深い朱赤色の「バーミリオンレッド」の3色。本体をひねることでボールペンの芯を繰り出す「2段階回転繰り出し機構」を装備した。ボールペンのボール径は0.7ミリ。

2段階の回転繰り出し機構

 価格は2625円。既製品の印面を同時に注文する場合は3780円、別注品は4410円、企業ロゴなどを印面に利用する場合は4725円となっている。

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