メモ帳のロディアが多数新作を発表。ピッとページを切り離せるリングノートやハイエンドノート、ホッチキス留めのカジュアルノートなどがラインアップ。ページ数倍増の“ジャイアントブロック”も登場する。
鮮やかなオレンジ色の表紙にくるまれたフランス生まれのメモ帳、ロディア。ビジネスシーン向けの新ラインアップや、“切り離さない”ハイエンドノートなど、今年の新作がお披露目された。
最初に「これは!」と思ったのは、メタリックシリーズの1つ、「メタリックノートパッド」だ。片手に収まる縦型のリングノートは、立ったままメモを取る記者の必携ツール。このニーズをうまく満たした。
幅は、片手で持つのにぴったりな10.5センチ。厚紙の台紙が入っており、立ったままでも書き込みやすい。表紙はポリプロピレン製となっていて、水に濡れても大丈夫だし、ラフに扱っても型くずれしない。各ページにはもちろんマイクロカット加工が施され、書き込んだあとピッと切り離すことも可能だ。
目をひくのが、ロディア定番のオレンジと組み合わせたシルバーだ。細かな粒子を使ったマットな輝きが特徴。つや消しのリングとも相まって、センスの良さを感じさせる。
そのほかのメタリックシリーズは“フォーマット特化”と同社が呼ぶものだ。1ページ目にオレンジ色のクリアポケットが用意され、「さっと席を立ち会議や商談に向かうワークシーンを想定し、PC、モバイルとの組み合わせでいっそう映える」としている。
ロディアといえば“メモ帳”なのだが、「大事なアイデアを書き留めて、長く大切に使う」ための新シリーズが新たに登場する。
「ePURE」(エピュレ)と名付けられたこのノートは、背表紙のカーブから始まり、鋭角が1つもない柔らかいラインが特徴だ。カバーにはロディアロゴが型押しされ、中は罫線なしの無地。ロディアが贈るハイエンドラインのノートだ。サイズはNo.16(幅10.5センチ)とNo.13(幅14.8センチ)とほぼ同サイズ。価格のほうも1680円〜2625円と高めだが、モールスキンのライバルとなるだろうか。
ハイエンドタイプが登場する一方で、ホチキス留めのカジュアルなノートも新登場。ブロックロディアのNo.16サイズと、定番のNo.13をちょっとだけ縦長にした2モデルが用意される。価格も210円〜420円とリーゾナブルだ。
ePUREもホッチキス留めノートも、オレンジだけでなくブラック表紙もラインアップしている。
定番のメモ帳、ブロックロディアにも新作「ジャイアントブロック」が登場する。No.16(14.8×21センチ)サイズで、厚みはなんと15ミリ。同じ紙を使いながら従来の80枚から150枚にページを倍増させた。すぐに使い切ってしまう人には朗報だ。
これらロディアの新作は、1月末に独フランクフルトで開催された文房具展示会で発表されたもの。日本向けには初公開となる。いずれも4月には店頭に並ぶ予定だ。
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