ニュース
3分LifeHacking:
1本のヒモで1秒を計る
時計がないと時間が計れない? 日時計? 砂時計? いや、1本のヒモがあれば時間を計れてしまうのです。
デジタルグッズを駆使するのもいいけれど、アナログなサバイバル環境でもなんとか工夫してしまう知恵を、ビジネスパーソンなら持ちたい。そんなヒントになるちょっとしたテクニックの1つが、“時間を計る”だ。
時計なしで時間を計るというと、日時計や脈拍などがすぐに思いつくが、今回はもっと正確に、短い時間を計るにはどうしたらいいか考える。
使うのは1本のヒモだ。昔習った「振り子の原理」を覚えているだろうか。これを応用する。
ちょうど1メートルのヒモを垂らして、振り子のように揺らすと、行って帰ってくるまでの時間(周期)はほぼ2秒になるのだ。手前から向こうにいくまでに1秒、戻ってくるのに1秒──。見事に時計として使える。振り子の原理を思い出せば分かるように、ヒモの先に付ける重りはなんでもいい。
ざっくり1メートルでも、だいたい1秒が計れるから、目の前でヒモを揺らせば、心の中で1秒を数えるよりも正確だ。
このムービーをご利用いただくためにはFLASHプラグイン(バージョン8以上)が必要です。
ではヒモの1メートルはどう計ったらいいか。それはこちらの記事などを参考にしてほしい。また、ヒモの長さは筒状のものに巻き付けて計ることもできる。近似的には、直径が2センチである1円玉を筒にして、16回ヒモを巻き付けると約100.53センチの長さとなる。
なぜ1秒?
このことは逆に、正確な時計があれば、周期がちょうど2秒になるよう振り子のヒモの長さを調整することで、ほぼ1メートルを計ることができる。
それぞれ歴史的に、「子午線の北極から赤道までの長さの1000万分の1」と定義された1メートルと、「1日の86400分の1の時間」と定義された1秒が、地球の重力加速度と絡めて計算すると、きれいな計算式で表されてしまうという偶然を楽しみたい。
なお、振り子の周期(T)を求める式はT=2π√L/g。Lはヒモの長さで、gは重力加速度(約9.8メートル毎秒毎秒)だ。これを解くと1メートルのヒモの振り子の周期は2.0064となり、ほぼ1秒が得られる。この式を応用すれば、より長い時間や短い時間も計測可能だ。ちなみに重力加速度を用いる計算なので、地球以外では数字が違ってくる。将来地球外での活躍を目指すビジネスパーソンの方はご注意を。
関連記事
- コインやお札で長さを計る
「これって何センチ?」と疑問がわいたときに、コインやお札を使えば正確なサイズを測ることができる。 - モノのサイズをわかりやすく例える
プレゼンや商談などで効果的に情報を伝達するには、何よりも分かりやすさが必須である。今回は「モノのサイズ」を効果的に伝えたい場合の表現を考えてみよう。 - モノの重さをわかりやすく例える
ビジネスシーンで役に立つ「例え」術。今回は、モノの重さをわかりやすく例えてみよう。
[斎藤健二,ITmedia]
Copyright© 2012 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
誠Focus
@IT自分戦略研究所
かっこいいエンジニア
■年末に見た職人特番 ふと、年末に見たテレビを思い出した。番組名は忘れたが、い...
健康について第41回 心について
お世話になります。龍澤と申します。 第39回まで、(本当の意味での)基礎体力...
エンジニアの入院〜手術当日〜
前回「エンジニアの入院〜網膜剥離発覚〜」 さて、網膜剥離ですが、進行性のある...
誠 Biz.ID