正月太りを解消するための6つのサイト

お正月にすっかり休んでしまい、いつのまにか太ってしまった――という筆者のような方もいるだろう。自分のカラダはしっかり自分で管理しよう。便利なサイトをご紹介する。

　実家に帰った筆者のお正月は、おせちに始まり、お餅やら雑煮やら、1人暮らしでは食べられなかった母の味を堪能した。しかも、年に数回しか顔を会わせない親戚とも大宴会をしてしまったものだから、あっというまに太ってしまった（もちろんそれ以前から太っている、という指摘もあるが割愛する）。

己を知り敵を知れば百戦危うからず

　これはまずいと重い、もとい思い、近所の神社まで初詣を兼ねてジョギングしたところ、ものの数分で息が上がってしまう始末。とにかく少しでも痩せなければ正月明けから仕事にならん――と思い立ったわけだ。

　己を知り敵を知れば百戦危うからず。まずは、自分の置かれた状況をチェックしてみた。ダイエットナビの「お正月太りチェック」でいくつかの質問に回答したところ、「要注意タイプ」との判定。「誘惑が多いお正月だとわかっていても、どうしても自分に甘くなってしまっているようです」とは、ムムム、貴様！　よく分かってるじゃないか。

お正月太りチェック

　続いて、健康運動指導士の中原雄一氏が監修した「あなたの『肥満度』をチェックしてみませんか？」を使ってみた。性別、身長、体重を入力すると、標準体重との差異やBMI（BODY MASS INDEX）、肥満度を計測してくれる。

　実は、この手のサイトは結構あるのだが、BMIだけが分かったり標準体重だけが分かったりするサイトが少なくない。あなたの「肥満度」をチェックしてみませんか？だと、性別、身長、体重の3つのデータを入力するだけで、「BMI」「標準的なBMI」「標準体重」「肥満度」「BMI法による判定」「肥満度による判定」「標準体重に達するまでの減量値」「標準体重に達するまでのエネルギー消費量」の8項目がわかるので便利だ。

あなたの「肥満度」をチェックしてみませんか？

　ちなみに筆者が標準体重に戻るには、13万7935キロカロリーを消費しなくてはならないことが分かった。愕然である。どうやら2006年末に購入した「Wiiスポーツ」では難しそうだ。

ダイエットは食事と運動の両面で

　ちょっと長期戦になりそうな筆者のダイエット計画。食事と運動の両面から攻める必要があるだろう。というか、食事制限だけだと食いしん坊の筆者にはつらすぎる。せめて、食事制限は最低限度にして、学生時代ほどしなくなってしまったスポーツをすれば痩せられるはず――という目論見だ。

　食事制限は、カロリーメイトで有名な大塚製薬の「Balance Check」を利用することにした。このサービスは、1日に食べた食事を登録すると摂取したカロリーなどの概算を算出してくれたり、分析してくれるというもの。最長30日間の食生活を登録できる。四国大学の吉村幸雄教授（保健学博士）が監修している。

大塚製薬の「Balance Check」

　なお、登録は1万人までという制限があり、1月9日17時の時点ですでに8214人が登録している。栄養バランスをチェックするのであれば、吉村教授のWebサイトでも行っているので、Balance Checkに登録できなかった方はそちらを利用してもいいだろう。

Balance Checkに登録できなかった場合は、吉村教授のWebサイトを利用するのも手だ

　また、大塚製薬ではもっと手軽な「新バランスチェック」も用意。こちらは、摂取した朝食と昼食を入力すると、オススメの夕食を提示してくれたり、朝食、昼食、夕食の3食を入力すると栄養バランスを評価してくれる。Balance Checkのような長期的なものではないが、夕食に迷った時などは利用してみるといいだろう。

大塚製薬ではもっと手軽な「新バランスチェック」も用意している。夕食に迷ったら利用してみよう

　最後に、どのくらいの運動をすればいいか。運動ごとのカロリー消費量を算出してみる。ダイエットナビの「運動消費エネルギー計算」で確認したところ、筆者の場合、1時間あたりにもっともカロリーを消費するのはクロールによる水泳の1805キロカロリーだった。乱暴な計算ではあるが、13万7935キロカロリーを1805キロカロリーで割ると約76.4。つまり76時間ぶっとおしでクロールしていると標準体重に戻れるのだ。

　ちなみに、自転車にもよく乗るが、時速10キロで1時間走っても307キロカロリーしかない。この場合は、450時間も自転車をこぎ続けなければならない……。こうなったら、近所の公営プールでがんばろう――と決意した2007年の新春だった。

運動消費エネルギー計算