Google Spreadsheets、エクスポート機能を追加

ブログに表計算シートを埋め込みむことが可能になった。元データが更新されれば、埋め込んだ表も更新される。

» 2006年11月30日 12時49分 公開
[ITmedia]

 米Googleは、オンライン版オフィススイートのGoogle Docs & Spreadsheetsを改訂した。表計算シートの各種エクスポート、HTMLへの埋め込みがサポートされ、GoogleのデータベースやNASDAQと連動した関数機能などが追加された。

 表計算ソフトのSpreadsheetsにはエクスポート機能が付加され、HTML、CSV、ODS、PDF、ATOM、RSS、XLSでの書き出しが可能になった。また、HTMLは埋め込みもサポートされ、作成者が変更すると、ほかのブログやサイトに埋め込まれたドキュメントもリロードすると更新される。参照元ドキュメントの更新は5分ごとの自動更新か、手動更新かを選ぶことができる。

 画面右のPublishタブでいったんPublishした後で、「More publishing options」をクリックすると、保存するフォーマットを選ぶことができる。

 さらに、ドキュメントの履歴管理もサポートされており、過去の修正を参照することができる。以前の版に復帰することもできる。

 Googleガジェットとの連携機能も追加された。Google Personalized Homepageに、自分が作成したGoogle Docs & Spreadsheetsのリストを表示させておくことが可能だ。

 表計算には2種類の特殊関数が追加された。GoogleFinanceという関数はNASDAQの現在の株価を取得するもの。GoogleLookupはGoogle Q&Aデータベースにアクセスして、参照される固有名詞のさまざまな属性を表示させることができる。例えば、ミュージシャンであれば、誕生日、生誕地、国籍など。

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