GmailのUIが“ちょっとだけ”便利に

「返信」や「転送」に関するインタフェースが改良され、ちょっとだけ使いやすくなったGmail。ただし、言語設定を「English」にしておく必要がある。

» 2006年11月10日 14時23分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 大容量Webメールサービス「Gmail」が、ちょっとだけ便利になった。受け取ったメッセージに返信したり転送したりする場合、これまで「返信」や「転送」のリンクはメール末尾に置かれていた。そのため定型的な長文メールに返信しようとすると、一番下までスクロールさせないと返信できなかった。

左は従来同様の日本語Gmailメニュー。右は“ちょっとだけ”改良された英語版Gmail

 今回ユーザーインタフェースが改良され、各メールウィンドウの右肩に「Reply」(返信)ボタンを設置。さらにドロップダウンリストから、

  • 全員に返信
  • 転送
  • 印刷
  • 送信者をコンタクトリストに追加
  • 削除
  • フィッシングメールとして報告
  • オリジナルを表示
  • 文字化け

 などを選択できるようになっている。

 ただしGmail表示言語を「English」にしておくことが必要だ。「日本語」の環境では、上記機能はまだ実装されていない。Gmailは、細々としたバージョンアップが頻繁に行われているが、その多くは言語設定「English」から実装される。例えば、送信元アカウントをGmail以外に変更する機能は、「English」から実装された。

 新機能をいち早く試したい場合、表示言語を「English」に設定しておくのもいい。

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