記者がゼブラ好きになったちょっとした理由 Biz.ID Weekly Top10:

最近、記者が愛用している筆記具は、ゼブラが出しているジェルインクボールペン「SARASA」。一度は使わなくなったこのボールペンを愛してやまなくなったのには、ちょっとした理由がありまして……。

» 2006年11月07日 23時39分 公開
[吉岡綾乃,ITmedia]

 今週よく読まれた記事は、1〜5位、8位がWebブラウザの話題、残りはマルチディスプレイを取り上げたもの。ブラウザ、特にIE 7の強さが目立つ結果となった。そんなランキングの結果とは全く関係なく、今回のTop10はボールペンの替え芯にまつわる“ちょっといい話”。

 もう5〜6年前に、某PCメーカーからノベルティとしていただいたボールペンを、記者はとても愛用していた。ゼブラの「SARASA2+S」という製品で、0.5ミリのボールペン(黒・赤)とシャープペンシルがセットになっているものだ。

ずいぶん前にいただいたSARASA2+S。「Let's note」と書かれていたロゴも、もうこすれて消えてしまった

 このボールペンの書き味がとても気に入った記者は、4本いただいたSARASA2+Sのボールペンインクを、黒・赤共にすべて使い切った。3本は行方不明になってしまったが、最後の1本はずっとペン立てに入れていた。

 「替え芯があれば、入れ替えて使うのにな」と思って何度か文具店で聞いてみたのだが、空振りばかり。記者が聞いたお店ではSARASAの替え芯を置いているところはなかったので、仕方なくシャープペンシルだけを使っていたのだ。

 先日、とある個人ブログで「メーカーがボールペンの替え芯を送ってくれた」と書かれているのを見かけた。よく読んでみると、その人が取り寄せた替え芯はまさにSARASAの0.5ミリ。さっそく記者もゼブラの公式サイト「替芯ご購入について」というページのフォームから、替え芯を申し込んでみた。

 フォームから欲しい替え芯の種類と本数を送り、替え芯の代金と送料を合計した額の切手を郵送すると、ゼブラから替え芯を送ってもらえる。送料は、替え芯の代金が合計200円未満なら80円、200円以上なら無料。この仕組みで送ってもらえるのは9本までだ。10本以上であれば、販売店で取り寄せることができるのだという。切手を送るのに“定型封筒だと80円かかるが郵便書簡(封筒型のハガキ)を使うと60円で済みますよ”などと教えてくれるのも実に親切。

 切手を郵送した数日後、クロネコヤマトのメール便が我が家に届いた。封筒を開けると、「楽しく使おうボールペンQ&A」という小冊子、手紙とともにプチプチにくるまれた替え芯が入っていた。届いたのも早かったし、対応もとてもていねい。ささやかなことながら、なんだかとてもうれしくなってしまった。

プチプチにくるまれてメール便で届いたSARASAの替え芯。この他に黒・赤を1本ずつ、合計5本の替え芯を購入した

 現在はSARASA2+Sに加え、速記用に買った「SARASA CLIP」の0.7ミリもお気に入り。すっかりゼブラファンになってしまった記者である。

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