発売20周年の「弥生」最新版はWindows Vistaをサポート

業務ソフト「弥生」シリーズの最新版が12月8日に登場する。個人ユーザー向け、法人ユーザー向け機能をそれぞれ強化。Windows Vistaにも対応する。

» 2006年10月18日 07時44分 公開
[鷹木創,ITmedia]

 弥生は、業務ソフトの最新バージョン「弥生会計 07」と「弥生給与 07」を12月8日に発売する。Windows 2000/XPをサポートするほか、いずれもWindows Vistaに対応。中規模事業所向けクライアント/サーバ型の「弥生会計 NE 06」は「弥生会計 07 ネットワーク」に名称を変更。今までの最大10ライセンスに加え、15/20ライセンス版を追加した。

 価格は弥生会計の「スタンダード」版が4万2000円、「プロフェッショナル」版が8万4000円。「ネットワーク」版は2ライセンス37万8000円〜。弥生給与は8万4000円だ。

 「弥生」シリーズは、登録ユーザー数57万件(9月末現在)の小規模法人・個人事業者向け業務ソフト。最新バージョンの弥生会計 07と弥生給与 07ではともにWindows Vistaに対応。弥生会計 07では、個人ユーザー向け固定資産の簡易入力画面を追加したほか、法人事業の概況説明書を作成する機能などを実装。弥生給与 07では定率減税の廃止・所得税の税率改正や健康保険・標準報酬などの見直しなど法令改正に対応した。

 弥生会計 07 ネットワークではSQL Server 2005に対応。2ライセンス版には「SQL Server 2005 Express Edition」、3ライセンス以上の「with SQL」版には「SQL Server 2005 Standard Edition」を同梱する。

 弥生によると、同社の「弥生」シリーズは発売開始から20周年だという。同社では今後も「弥生」シリーズの開発・販売を中核に据えながら、起業家から中規模法人までも支援し、「20年という節目にふさわしい新たな製品とサービスの提供に取り組む」としている。

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