ボトルケース入り粒ガムの「捨て紙」を活用する3分LifeHacking

ボトルケース入りの粒ガムに同梱されているいわゆる「捨て紙」は付箋紙と同じような構造だ。何かと余りがち(?)な、この捨て紙を活用する方法を考えてみよう。

» 2006年10月16日 09時17分 公開
[kizukiITmedia]

 ボトルケース入りの粒ガムが売れているようだ。コンビニに行っても、これまで携帯用の包装だったガムが置いてあった場所に、ボトルタイプのガムがドーンと置かれていることが多い。実売およそ600〜800円――お菓子としては高単価な製品でありながらガムの棚を占有するほど売れているのだから、こうしたビジネスはやはりアイデアが大事だよなぁとつくづく思う。個人的には、オフィスの眠気覚ましに必需品と言える「BLACKBLACK」がボトル化されて非常に重宝している。

 さて、こうした粒ガムのボトルケースの中には、ガムを捨てるための「捨て紙」が付属している。この捨て紙、多くはのりをはがして1枚ずつ使うようになっており、傍目には3Mのポストイット=付箋紙にしか見えない。特に「BLACKBLACK」や「キシリトール」などロッテのガムに付属している捨て紙は色も薄いブルーで、最初は本気でポストイットが入っているのかと勘違いしたくらいだ。

 で、この捨て紙がやたらと余ってしまう。

ボトルケース入りの粒ガムと、同梱の捨て紙。ちなみに各社とも内容量は個数ではなくグラム表記が一般的だ
多くの場合、捨て紙はのりでくっついている。付箋紙とそっくり、というか付箋紙そのまんま

ふと思い立って、ロッテBLACKBLACKのガムの数と付箋紙の枚数を比較してみた。ガムは103個、付箋紙は50枚と、最初からきっちり数が揃っているわけではないことがわかる

 というのも、ガムをかんだ後はティッシュや余ったコピー紙に適当に包んで捨ててしまう場合もあるし、あと筆者のように粒ガムを食べる時は必ず2粒ずつという場合、当然ながら捨て紙と粒ガムの残数にズレが発生する。もっとも、写真をご覧いただければわかるように、最初から粒ガムと捨て紙の枚数がきちんと一致しているかというと、どうやら違うようなのだが。

 いずれにしても、ボトルが空になった頃、捨て紙だけがぽつねんと残されることが多く、捨ててしまうのももったいないので、他の用途に使えないか思案してみた。一般的な付箋紙に比べてやや厚みがある以外は、まんま付箋紙の使い勝手なので、フツーに付箋紙の代用として使える。多少ノリの粘着力が弱い気がするが、使い勝手にそれほど差はない。

 捨て紙のタテヨコ比は各社ともなぜか4:3が基本で、一般的な付箋紙よりは幅がある。これを生かして、書類や雑誌の章ごとにタブ代わりに貼っていくと、本の内容を検索する際に便利だ。一般的な付箋紙に比べて厚みがあるので、付箋を目印にページをめくるのではなく、付箋そのものでページをめくるという感じになって、意外に快適だったりする。

 このほかにも、小型付箋紙では文字が収まらない、だが大判サイズでは面積が広すぎるという用途には重宝する。例えば、買い物メモをサイフに貼り付けるといった使い方においては、4×3センチのこの捨て紙付箋紙はなかなか便利だ。

本の各章に見出し代わりに貼っておくと、タブとして使えるので検索時に便利だ
寸法は4×3センチと、あまり見かけないサイズ。大判正方形のポストイットのおよそ4分の1程度、細長いポストイットよりはタテヨコ比が1:1に近いので、例えば買い物のメモをサイフなどに貼り付ける場合でもはみ出しにくい

 以上、「サイズが特殊」「やや厚め」「粘着力が弱め」という特徴からして、探せばいろいろな活用法が出てきそうである。筆者と同じようなコトを考えている方が日本中にどれくらい存在するのかはまったくもって不明だが、捨て紙付箋紙の超便利な活用法を思いつかれた方は、是非トラックバックやはてなブックマークなどでお教えいただければと思う。

本日のレシピ
製品名 BLACKBLACK粒ワンプッシュボトル
URL http://www.lotte.co.jp/news/news341.html
標準価格 150グラム入りボトルで800円
発売元 ロッテ

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