アリエル・ネットワーク、プロジェクト管理ソフトの最新版を公開

アリエル・ネットワークは10月10日、P2P型で社内外のユーザーとプロジェクト管理ができるソフトウェア「アリエル・プロジェクトA」の最新バージョン「4.6」を公開した。

» 2006年10月10日 18時36分 公開
[鷹木創,ITmedia]

 アリエル・ネットワークは10月10日、P2P型プロジェクト管理ソフト「アリエル・プロジェクトA」の最新バージョン「4.6」を公開した。

アリエル・プロジェクトA

 アリエル・プロジェクトAは、サーバを利用しないP2P通信により手軽に情報共有が可能なプロジェクト管理ツール。社内外のユーザーとの間で、プロジェクト単位での進捗管理が行える。プロジェクトの共有データは、登録されたプロジェクトメンバーのみが閲覧できるよう暗号化している。

 今回のバージョン4.6では、6月に募集したモニター企業100社からの要望やアドバイスを反映。主な変更点としては、各タスクやToDoにおいて作業時間の見積りや実績を記入できる簡易工数管理機能や、ルームメンバー全員のToDoを一覧できるToDoのグループ表示機能、メンバーのタスクを開示レベルによってマスクして表示する機能などを実装した。

 これらの実装によって、プロジェクトマネージャーだけでなくプロジェクトメンバーも、自分のToDoリスト画面でプロジェクトのタスクや各自のToDoを一括して管理できるようになった。定期的に作業時間を測定・確認することで、効率的なプロジェクトの進捗管理に貢献できるという。

 このほか、全データの更新履歴機能を追加。メンバーのデータ編集作業がより正確に把握できるようになった。さらに、各アプリケーションの動作・表示速度を改善したほか、データの一覧表示や作成画面の使い勝手を改善したという。

 アリエル・プロジェクトAのライセンスは年間1万2600円から。修正版公開による価格や販売方法の変更はない。また、既存のアリエル・プロジェクトAのバージョン4を利用している顧客は、無料でバージョン4.6にアップデート可能だ。

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