マイクロソフトが全国のPC教室で体験会、Vistaと新Officeを「MOT教え隊」

5年半ぶりの新OS、3年ぶりの新Office――。2007年に発売を控える「Windows Vista」と「2007 Office system」を体験できるキャンペーンがスタートする。第1弾は全国のPC教室。記者会見にはオフィシャルトレーナーのユニット「MOT(もっと)おしえ隊」も登場した

» 2006年10月06日 16時12分 公開
[鷹木創,ITmedia]

 マイクロソフトは、2007年に一般発売が予定されている「Windows Vista」と「2007 Office system」を体験できる取り組み「Early Experience Center」を開始する。その第1弾として、10月10日から全国109カ所のMicrosoft Official Training School(MOTS)でビジネスPCユーザーを対象した「Windows Vista&Office無料体験キャンペーン」を実施する。

 このキャンペーンではMOTS所属のオフィシャル トレーナー(Microsoft Official Trainer:MOT)が、Windows Vistaを1時間ほど、2007 Office systemについてはWord、Excel、PowerPoint、Access、Outlookなどを2時間、合計3時間程度、実機を使ったトレーニングを行う。記者会見では、全国1万2000人のMOTを代表するユニット「MOT(もっと)おしえ隊」も登場し、記者団に新機能などをレクチャーした。

MOTおしえ隊のメンバー
記者席には1人1台のPCを用意

 なお、MOTSで体験できるのは、Windows Vista日本語版RC1と2007 Office system日本語版ベータ2。この無料体験キャンペーンは2007年3月31日までで、正式版が発売され次第、体験できるソフトも正式版にバージョンアップする予定だ。

 Windows Vista RC1は公開されてからすでに10万本以上のダウンロードを記録。また、2007 Office systemもWebサイトや雑誌の付録などを通じて100万本の配布を達成した。マイクロソフトの佐分利ユージン執行役常務は「過去のプロダクトと通じてベータ版の利用が多い」と、5年半ぶりの新OS、3年ぶりの新Officeに期待を寄せた。

 マイクロソフトでは「Early Experience Centerでは、ビジネスパーソン向けのキャンペーン終了後も、ホビーユース向けなどのキャンペーンを複数予定している」とコメントしている。

マイクロソフトの佐分利ユージン執行役常務

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ