大量の書類を一度に抜き差しできるアーチファイル

欧州で広く使われているレバー式アーチファイルの欠点を解消した新製品「レバーリングファイル アーチタイプ」。ファイルの開閉操作をするレバーが180度倒れる構造とし、開口部を広げるなどの工夫で、大量の書類の出し入れが可能になった。

» 2006年10月05日 17時26分 公開
[吉田有子,ITmedia]

 キングジムは、従来のレバー式アーチファイルの欠点を解消した新製品「レバーリングファイル アーチタイプ」を10月25日に発売する。A4タテ型の2穴タイプのファイルで、300枚収納できるタイプが840円、500枚収納が945円。

レバーリングファイル アーチタイプ

 レバー式アーチファイルは、欧州を中心に、日本では外資系企業などで使われている。従来のレバー式アーチファイルは、(1)開閉操作をするレバーがじゃまになるため、書類の抜き差しが片側からしかできない (2)とじ具の開口部が狭く、一度に大量の書類を抜き差しできない――という欠点があった。


 そこで、「レバーリングファイル アーチタイプ」では、開閉操作を行なうレバーが、左右に180度倒れる構造にした。このため、書類の抜き差しを行なう際にレバーが邪魔にならず、左右どちらからでも抜き差しが可能。さらに、とじ具の開口部が従来の製品に比べて広くなったため、一度に大量の書類を抜き差しできる。


 なお環境に配慮して、廃棄時には金属製とじ具・表紙・プラスチックパーツは全て取り外し、分別が可能になっている。

 また同社は10月25日に「カラーベースポケット(100枚パック)」も発売する。赤・黄・緑・青・黒の5色から選べる、一般的なA4タテ型のファイルに対応する30穴のクリアファイルで、価格は2625円。これまで1パック10枚で販売していたが、オフィスなどでの大量使用のために100枚パックを追加した。

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