合コンでケータイ番号をゲットする──恋愛系コミュニケーション(4)コミュニケーションをワンランクアップ!(1/2 ページ)

今回は、男女間のコミュニケーションを取り上げます。特に、合コンで気になる子と仲良くなるには、どういうコミュニケーションをしたらいいのか。最近、連敗という人、必見です!

» 2006年09月22日 21時13分 公開
[平本相武(構成:房野麻子),ITmedia]

 合コンで、意中の人からケータイ番号を教えてもらう──。これには、やはり信頼関係を築くことが大事です。もちろん、実際のコミュニケーションでは、「ミラリング」「ペーシング」「バックトラッキング」と、感覚モードに一致した対話を活用します。

感覚傾向に合ったコミュニケーションをとる

コミュニケーションをワンランクアップ!
1 上司/部下とスムーズな会話をする
2 口調やボディランゲージの影響をマスターする
3 “売る”ためのコミュニケーション──お客様の3つの感覚モード

 意中の子が絞れていい感じになってきたら、相手の真横に座って、感覚傾向に合ったコミュニケーションをとってみましょう(感覚傾向についてのおさらいはこちら)。

 相手が視覚傾向の強い人だったら、見えるものに関する話をしましょう。「こんなの、あるんだよ」と見せてあげる。あるいは、「これどうぞ」とプレゼントしたり、あげる約束をしたりする。視覚傾向の人にはプレゼントも効果的です。500円や1000円の安いものでもいいから、買ってきてあげると喜びます。でも、視覚傾向の人じゃないと「どうしたの、これ」と、あっさり受け流されてしまうかもしれませんまた、視覚傾向の人は、目を見つめるなどアイコンタクトを活用すると、効果的です。

 相手が聴覚傾向の人だったら、音や言葉に関する話をしましょう。そして、「いや〜君、瞳がきれいだよね」「指がすごくきれいだね」と、恥ずかしがらずにばんばん言ってあげてほしいのです。聴覚傾向の人だと「ほんと? ホント!? うれしいー!」と気持ちよくなっていくはずです。聴覚傾向の人は、口で言ってもらうと、だんだん乗ってきます。

 体感傾向の人には、ちょっと触れたり、軽くタッチしたりするといいです。「じゃ、かんぱ〜い」と言いながら、肩にちょっとだけ触れるとか、ですね。いきなりベタベタするのは怪しいですからダメですよ。何気なく、ちょっと触れる。「手がきれいだよね」「ちょっと手相見ようか」なんて言いながら、ちょっと手に触る。そんな触り方です。

 初めて会う人だど、ちょっと見極めが難しそうですが、会話をしていく中で、どの情報が多いかを注意して聞いて、当たりを付けてみてください。体感傾向が弱い女性は、触られても「どうしたの?」ときょとんとしちゃうはずです。逆に、体感傾向が強い女性ほど、触れられたときの「いやだ」「いい」が極端です。手を握られたり触れられたりするのが、好きな人からだったら非常にうれしいけれど、嫌な人だと、とても嫌がります。でも、体感傾向がほとんどない人は、手を握られても「なに? どうしたの?」と、嫌がりもせず、喜びもせず、気にしません。同様に、聴覚傾向の人は、言葉で言ってもらえると喜びますけれど、聴覚傾向が弱い人に、君の瞳がどうのこうのと言っても、「ふ〜ん……」で終わってしまいます。

 ちなみに、体感傾向の人は遠距離恋愛に向いていません。触れ合うことが大事なので、半年も離ればなれになったらダメだと思ってください。海外赴任なんか行こうものなら、もう、無理です。遠距離恋愛に向くのは聴覚傾向の人です。言葉が大切なので、電話で話せれば付き合っているときと同じなのですね。


感覚傾向の違いによるズレ

 体感傾向の女性と、視覚傾向の男性が付き合って、うまくいかなくなると、以下のような感じになります。

彼女 「最近全然、愛が感じられない……」

彼氏 「愛してるだろ! いつもいつも週末に遊びに連れていって、買ってあげて。見てみろよ、このコート、このバッグだって10万円もしたじゃないか。いつも何でも買ってあげて、どこでも連れて行ってあげて、いろいろ見せてやってるじゃないか」

彼女 「だって、私のこと、ぎゅーって抱きしめてくれてないじゃない!」

彼氏 「抱きしめるなんて、タダみたいなもんだよ。おまえ、その5万のコート、なんだと思ってるんだよ。忙しくて疲れてるのに、毎週末、どれだけ遊びに連れていってやってると思うんだよ」


 このように、視覚傾向の人は、連れて行ってあげる、見せてあげる、買ってあげる、という愛情表現をします。でも体感傾向の人は、確かにそれもいいのですけれど、抱きしめられることで愛情を感じる。彼は、視覚傾向の愛情表現をしているつもりなのです。でも何をもって愛情とするかが、お互いに違うのです。

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