横向きに閉じるバンドでペンも固定――伊・チアックのノート

MOLESKINEなどのノートには不用意に開かないようバンドがついている。たいていはノートの端を縦に押さえるバンドだが、横向きのバンドがついたノートがイタリアから上陸した。

» 2006年09月01日 19時43分 公開
[鷹木創,ITmedia]

 気になったことを書き留めたい時、ノートはあってもペンを探し回ることが少なくない。ノートとペンを一緒にできないものか――。イタリア・Diarpellが2001年に立ち上げたステーショナリーブランド「チアック」のノートは、ペンも挟める横向きのゴムバンドが特徴だ。

ペンも挟める横向きのゴムバンドが特徴だ

 MOLESKINE(モレスキン)などのノートでは通常、ノートの端(小口側)を縦に抑えるバンドが付いているが、チアックのノートは締め付けの強いゴムバンドを横向きに備えた。輸入・販売元のカファによると「デザインから生産までイタリアで行っている。横向きのゴムバンドはイタリアでは特許も取得した」。なお、使用されている用紙はイタリア老舗メーカーの高級中性紙を使用。厚手なので万年筆での記入にも耐えるという。

 ノートの種類は横罫、方眼、無地のスケッチブックの3種類。それぞれ9×13センチ(Sサイズ)、12×17センチ(Mサイズ)、15×21センチ(Lサイズ)を用意した。価格はSサイズが1500円、Mサイズが2200円、Lサイズが2800円。いずれもアイボリーの用紙だが、マルチカラー横罫ノートも提供する。こちらはSサイズのみで1800円。カバーはライム、ブラウン、レッド、ブルー、ブラックの5色。

 10月初旬から中旬にかけて、全国の有名百貨店や書店、文房具店などの店頭に並ぶ予定だ。

カバーはライム、ブラウン、レッド、ブルー、ブラックの5色

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