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イヤフォンでもノイズキャンセラー
新型D-Snapには、イヤフォンとケーブルだけで構成されたノイズキャンセラー技術が搭載されている。外の音を増幅して聞かせてくれる「モニター」機能も面白い。

ボーズの「クワイアットコンフォート2」などで有名なノイズキャンセラー付きヘッドフォン。「素晴らしいですよ!」と購入した方から評判を聞くことは多いのだが、4万円を超える価格に尻込みする方も多いのではないか。
松下電器産業が8月23日に発表したポータブルオーディオプレーヤー新型「D-Snap」は(製品詳細はこちらの記事参照)、実売価格2万円程度ながら、このノイズキャンセラーを標準搭載しているのが特徴だ。
ノイズキャンセル技術は、マイクを使って周囲の雑音を読み取り、雑音と逆位相の音を作り出して合成することで雑音をキャンセルするというもの。新型「D-Snap」では、左右それぞれのカナル型イヤフォンの外側にマイクを搭載。本体とイヤフォンをつなぐケーブルの間に合成回路を設け、ノイズキャンセルを行っている。つまりケーブルとイヤフォンだけでノイズキャンセルができてしまうのだが、電源は本体から供給されているので(コネクタもD-Snap独自)、別の機器に接続して使うのは難しい。
左右のイヤフォンの外側にマイクが付いていて、左右個別でノイズをキャンセルする。写真右のコントローラーでノイズキャンセルの有無を設定する。これが楽曲のリモコンになっていないのは残念!“補聴器”機能も搭載?
このノイズキャンセラーで面白いのは、「モニター」機能だ。これは、外の音をそのままイヤフォンに流すという斬新な機能。例えば、音楽を聴きながらでも、ポチッとスイッチを切り替えれば人と会話ができたり、携帯電話で話したりできる。
モニター機能は、雑音の逆位相ではなく順位相を合成することで外の音を増幅するという仕組みで実現している。要するに、補聴器のような機能がココに入っているというわけだ。
ちなみにノイズキャンセル技術自体の原理は、ボーズの高級ヘッドフォンなどと同様。だが、マイクの数(D-Snapは左右1つずつしかない)や、インナーイヤー型ゆえに位置が安定しないため、キャンセル効果は高級機ほどではないという。このあたりは安価なノイズキャンセリングヘッドフォンと変わらないようだ。
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[斎藤健二,ITmedia]
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