大きなクリップでどこでもハサめるボールペン、トンボ鉛筆が発売

トンボ鉛筆は、クリップの長さを通常の2倍程度に伸ばしたボールペン「PFit」を発売する。

» 2006年07月03日 16時54分 公開
[鷹木創,ITmedia]

 トンボ鉛筆は、クリップの長さを通常の2倍程度に伸ばし、“落としにくさ”を向上させた油性ボールペン「PFit(ピーフィット)」を7月7日に発売する。クリップカラーはピンク、オレンジ、グリーン、ブルーの4色。希望小売価格は1本315円。

クリップを長くして“落としにくさ”を向上させたPFit

 PFitの特徴は、本体が全長90ミリと短く携帯しやすいことと、クリップが通常の30ミリと比べて2倍となる63ミリと長いことだ。本体長の約7割を占めるクリップを使うことで、シャツやブラウス、ズボン、手帳、ノートなどに挟んでも落としにくくなったという。

 「ウォークマンのリモコンを参考にした」(トンボ鉛筆)というクリップは、洗濯バサミのようにどこにでも挟めるようになっている。また、はさむ力を受ける本体側には軟質樹脂をダブルインジェクションし、ズレを防止するとともに、衣服などを傷めないよう配慮した。さらに、クリップを開くとペン先が引っ込むセーフティー機構を装備。はさんでいる時はノックしてもペン先が出ず、衣服を汚すことがないという。

 このほか、ストラップ取り付け穴もつけた。本体の軸径は11ミリ。ノック式で、0.7ミリ油性ボールペン(リフィルBR-VS黒)となる。

 トンボ鉛筆では「男性にも気軽に使ってほしいが、ポケットの少ない服を着る女性は、ボールペンの携帯に苦慮している」と女性を意識した。同社社内では、女性社員が髪留め代わりに利用するケースもあったが「若干、PFitが重かったようだ」とし、必ずしも髪留めには適さないようだ。

クリップカラーは4種類
市販のデコレーションをつければちょっとしたアクセサリーのようにも使える

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